KIKIPOP!カスタム 頭部の分解

前回予告した通り、今回はキキポップの開頭レポートです。

タイトルに「カスタム」と書いていますが、特にややこしいことはしていません。

  1. 接着されているウィッグを剥がし
  2. 頭のフタを開けて
  3. 接着されている目玉を剥がし
  4. 好みの位置に付け直す

それだけです。しかし、そもそも頭のフタを開けるのがとにかく大変なんです。

よくレポートが上がっているキキポップ1st(Hello KIKIPOP!)のヘッドは簡単に開けられるようなんですが、私が手にした2nd(Romantic Frill Sugar)のヘッドはガッチリ全面接着されていて、頭のフタの繋ぎ目をカッターナイフでこじったくらいではビクともしませんでした。

分解した頭部の写真が出てきますので、苦手な方はご注意ください。
カスタムは自己責任で。下手に弄ると破損します。

カスタム前後の比較

まずはカスタムの成果から。

左がデフォルト、右が加工後。
アイホールの隙間は無い方が可愛いと思うんです。

開頭するにあたって参考にした記事

リンク先の記事はすべてキキポップ1stのカスタムレポートです。これらの記事を見なければ、解体してみる勇気は出なかったと思います。記事にまとめてくださってありがとうございました。

すでに丁寧に纏められた記事が上がっているのに、このブログで書くことがあるのかというと、接着剤の剥がし方です。

瞬着はがし液でヘッドやメイクが溶けたというレポートを見て、自分でも書いてみることにしました。

頭のフタを開けるにはどうするか

丸善「はがしっこシリーズ5・値札はがし」
事務用品売り場などで売られている値札はがし液です。

ごく一般的なラベルシール剥がしに使われるものですが、固まったゴムボンドをボロボロにして剥がすことも出来ます。
この液を、説明書通りの使い方で頭のフタの繋ぎ目に沁み込ませます。少し塗ったくらいでは足りないので、接着面がグズグズ動き出すまでしつこく塗り込みました。

ヘッドの素材や塗装には特に影響は無いようで、顔に多少擦れてもチークが剥げることはありませんでした。でも用心に越したことはないので、あまりメイクには触れない方が無難だと思います

接着剤が剥がれたら、フタの繋ぎ目の隙間にマイナスドライバーを差し込んでこじ開けます。

ヘッド内部の様子。
接着剤を剥がすとヘッドとフタを繋ぐ機構は何もありません。開頭した後はマスキングテープなどで固定することになります。

アイを剥がす

アイホールと瞳の間の謎の隙間。
活眼などのギミックも無いのに、何故こんなに隙間が開いているのか。そしてコレで商品化GOサインが出たのか…。

アイも頭のフタと同じ(と思われる)接着剤で完全に固定されています。
接着面に値札はがし液をぬりぬり。液が睫毛に触れると剥がれてしまうので、顔面に流れないように注意します。

ヘッドを割らないように注意!

アイのしっぽをペンチで掴んで接着面を引きはがします。かなり強力に接着されているので、少し剥がす毎にはがし液を塗り足し、接着面に隙間が出来たらマイナスドライバーを差し込んで、テコの原理を利用して出来る限り力を使わずに剥がします。

ヘッドはABS樹脂製なので力を加えすぎると割れます。アイも壊れると思われます。

 決死の覚悟でアイを外したヘッド。

アイ固定用のパーツはPVC樹脂で出来ていて、首ジョイント軸の受け穴にもなっています。薄いABS製のヘッドの補強パーツになっている(と思う)ので、これは無理に剥がさない方が良いと思います。
別のアイに交換しない限りは、このパーツを切ったり削ったりする必要もありません。

 ヘッドから外したアイ。肌色のPVCパーツに白色で塗装してあります。
左目は簡単に剥がせましたが、右目が強烈にガッチリ接着されていて、ペンチで掴んだ後が残ってしまいました。

アイ固定用の凸部分は邪魔になるので全てカットします。
柔らかいPVC製なので、凸部分はニッパーで切り飛ばし、ペンチの傷痕などはカッターナイフで削りました。

剥がした後のアイは、一般的なカスタムヘッドと同様にひっつき虫とグルーで固定しました。

開頭してみて考えたこと

アイを付け直しても、目頭にある程度の隙間が残ります。
現物を眺める分には個人的にはあまり気になりませんが、気になる場合はピンク色のパテ等で埋めてみると良いかもしれません。

キキポップはこの角度から見た時の鼻から上唇にかけてのラインが最高に可愛いと思います。デフォルトの大きく隙間が開いた状態では、鑑賞に堪えられないのが非常に残念なところです。
でも、目尻の睫毛のモールドが目立つ角度でもあることを考えると、この角度から眺めることは想定されていないのかもしれません。

今回、何度も「あ、やばい壊れる」って思いながら分解していてちょっと考えたのですが。

ヘッドがシンナーに極端に弱い素材であること(シンナーを使いすぎると割れます)、頭を分解するだけでも破損のリスクが高いことから、もしかしたら「素人には無暗にいじくって欲しくない」のかも、しれません…??


ここから先はおまけです。

メイクの傷みを補修してみる

前回の記事に掲載した写真なのですが、100%で表示すると右目の下睫毛がこんなことになっています。

なんか、ガリッと引っ掻いたような汚れ。
カスタム後に気付いたので分解する際に傷つけたのかと思いましたが、自分で撮った写真を見返すと、どうも開封時からこの状態だったみたいです。
カスタムした後で「エラー品つかまされたんですけど!!」ってクレーム入れても対応してくれないと思うので、自分で何とかすることにしました。

シンナーを使わずにメイクの修正を試みる

まずはアイを外しておきます。瞳が無いと汚れが目立ちます。

ソフビヘッドなら爪楊枝にシンナーを付けて汚れを落とすのですが、ABS製のヘッドにシンナーは極力使いたくないので、今回は紙やすりを使ってみました。

1000番の耐水ペーパーを二つ折りにして、折り目の細い面を使って睫毛と睫毛の間の汚れを取り除きます。ヤスリ掛けする際に水を付けるのを忘れずに。

汚れを取ったら、線がかすれた部分をデフォメイクと近い色のリキテックス(この場合はバーントアンバー)で描き足し…

いやいや、なんか却って汚くなったような気がしますね!?ダメじゃん!?

多分リキテックスで上描きする前に、アルコールか何かで脂分を拭き取れば良かったんじゃないかと思います。

まあでも肉眼で見る分には目立たないですし、デフォで傷有りメイクのままにしておくよりは気分的にマシかと思います。この記事冒頭の写真はメイク直し後なんですけど、下睫毛が汚れてる感じはしない…でしょ?
あと、リキテックスが剥げたらまた描き直そうと思ってるので、今回に限っては保護剤は使っていません。剥げる日が来なければそのままで良いことにします。

以上、エラー品をつかまされた人の苦しい対応でした。カスタムする前に、不良が無いかどうかチェックしといた方が良いですよー!


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