ルネッタちゃんに白いワンピースと新しいウィッグを作りました。

関節を見せる衣装を作ったよ

この白いレース生地はルネッタちゃんの服を作るために買ったものです。
よく見ると、写真でも肌色が透けているのが分かると思います。正直、手芸店で手に取った時にはこんなに透ける布地だとは思ってなかったけど、なかなか似合っているので結果オーライです。

ウィッグは「リトルポリッシュ」で購入したモヘアウェフティングで自作しました。(お高いので)1m分しか買わなかったけど、くるくるカールのボリュームのおかげで毛の量はギリギリセーフ!なんとか目立つハゲなく作れました。

私はこのウィッグをもじゃもじゃウィッグと呼んでおります。

今まで見たことが無かった表情。もじゃもじゃウィッグがいい仕事をしていますね。

アンニュイです…。

今回はドールスタンドを使わず、椅子に座っていない写真はすべて寝転がして撮影しました。

腕を見せるために作った半袖服なので、腕がよく見える写真も載せておきましょう。

椅子は、植木鉢などを乗せる園芸用の小物の座面を改造したものです。元々の座面は、ルネッタが手に持っている木の板でした。
100均でもホームセンターでも、園芸用品売り場にはドールに使えそうなものが沢山あって、ついつい覗きに行ってしまいます。
肌色塗装は経年変化の観察中
全身の再塗装から2年が経過しました。
ネットの情報ではモデリングキャストの人形をラッカー塗装した前例を見つけることが出来ず、経年変化が分からなかったので心配していました。今のところ、塗装面のひび割れや目立つ剥がれはありません。普段は暗所に収納していることもあって、退色もなく綺麗なままです。
▲再塗装した時の記事はこちら。超長文です。

ただ、膝の裏側と足首の球体関節の塗装が少し剥がれています。これはたぶん塗料の問題ではなく、ゴム紐が太くて(人形のサイズに合ってなくて)関節に強い負荷が掛かっているせいかと思います。

ゴム紐は近々別のものに交換する予定です。
今後のメンテナンスで心配なこと
この記事を書く際、パジコの公式サイトを覗いて初めて知ったのですが。肌塗装の仕上げに使った「ドールフィニッシャー・透明ツヤ消し」が、2025年3月に廃版になっていました。

これを粘土人形の肌に複数回重ね塗りすると、不思議な透明感が生まれます。とても気に入っていたのですが、生産終了したのなら仕方ないです。定期的に撹拌して塗料が固まらないように保管するしかありません。
球体関節人形の魅力について考える
かつてはゴム紐の交換をするのも怖かった
私が「プッペクルーボp-4」を購入するそもそものキッカケとなったのは、ロルドールのモモちゃんの伸びきったゴム紐を交換したことです。
モモちゃんのゴム紐を交換する前は、バラバラのまま戻せなくなっちゃったらどうしよう?と、不安しかありませんでした。
それでも、ゴムが伸びきってダルダルのボディのままにしておく訳にはいかないし… 確か、キャストドールのメンテナンスについて解説しているサイトを参考に、頑張って交換したような記憶があります。何しろ10年くらい前の事なので、色々と曖昧ですが。

そのゴム紐交換が、やってみたらものすごく楽しかったんです!
これまで出来ないと思っていた事が、思ったより簡単だったこと。それによってドールがとてもキレイになったこと。そして簡易工作キットを組み立てるような喜びがありました。で、思ったんですよ。
もう一回、ドールのゴム引きしたい!!
こんなことを言ったら怒る方もおられるかもしれませんが、少し大きめの人形のゴム引き作業が出来るなら、正直なところ人形は何でも良かったのです。でも、出来れば国内生産品で、工作自体を楽しめそうで、唯一無二の人形を作れるキットがあれば、なお良いな!
そんな自分に都合の良いものを探して行きついたのが、パジコの「プッペクルーボ」でした。
▲組み立て当時に書いた記事。最初期のメイクは今とは完全に別人です。
プッペクルーボシリーズは「創作人形に興味がある方に最適な球体関節人形キット」として販売されたキットです。塗装と組み立て自体は楽しく出来たものの、服も靴も自分で作らなければピッタリのものは存在しません。
「創作人形に興味のある貴方なら、衣装くらい自分でなんとかしなさい」という、材料メーカーからの無言のメッセージかもしれませんね。いや、さすがに考えすぎかな?
関節の塗装ハゲが心配で安易に自立もさせられないし、それまで気軽に楽しんできたオビツドールとは対極の存在でした。
手元に置いて初めて気づいた魅力
組み立て当初は服の型紙制作の面倒くささから放置気味でしたが、それでも「球体関節の手足」には不思議な魅力がありました。プラ製のドールだったらなるべく隠したい関節だけど、血色表現をした球体関節は積極的に見せていきたい。
血色表現をした球体関節人形って、どこか退廃的な色気を感じるのです。

私が過去、扱いきれずに手放した「エンジェルデバイス・ラフ」の可愛さをいつまでも忘れられないのも、たぶん球体関節の吸引力のせい。
自立出来なくても、90度しか曲げられなくても、球体関節そのものに魅力を感じてしまうのですね。これは「私が」という話であって、他の人形愛好家がどうかは分かりません。

ああ、私のルネッタ。どうかこれからも、アンニュイな表情で、静かに其処に佇んでいて欲しい。





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