ドールウィッグの前髪カット

買ってそのままでも使えないことはない、でもなんか前髪長くてなんとかしたい。そんなドールウィッグの前髪をカットする工程をまとめました。

カットモデルはロルドール。この人形本体の詳細は後日記事にします。

長い前髪はピンで留めたりワックスで整えるのも可愛いです。でも、顔に影が落ちて表情が暗くなりがち。幼い子供の明るい表情を取り戻すため、ここは思い切ってカットします。

1枚目の写真のピンを外して、櫛で丁寧に梳かすとこのようになります。

怖いですね。切りましょう!

必要な道具とカット前の準備

前髪カットに使う道具は、主に↓の4つ。

  • セットコーム(櫛のおしりがスティック状のもの)
  • 眉用ハサミ
  • すきバサミ
  • ドール用ヘアピン

ヘアピン以外は100円均一で揃えました。あとは少量の水と広げた新聞紙も必須です。

眉の位置を見てカットするため、ウィッグはメイク済みのヘッドにセットしておきます。
ボディはあってもなくても良いです。
私はボディがある方がカットし易いので、関節に毛クズが入らないよう、ラップ等でボディをぐるぐる巻きにすることが多いです。

髪を少量の水で(水を含ませた綿棒を使うと便利)濡らして、櫛で丁寧に梳かします。

ドールウィッグの仕組み

量産されているドールウィッグは大抵、上の写真のようにウィッグキャップにウェフティングが縫い付けてあります。
このウェフティングを下側から順に、一列ごとにカットしていきます。

カット開始:短く切るのは下側の毛束

最初にカットする一番下側の毛束を残して、上に被さっている髪はヘアピンで留めました。

カットには眉用ハサミを使います。すきバサミの出番はまだまだ。一般的なハサミは一切使いません、失敗の元です。

眉上で切りました。
眉用ハサミの刃先をに斜めに入れてチマチマ切ります。

続いては下から2段目をカット、の準備。

櫛でウェフティングを分けてみたら、前髪の位置に長すぎる毛束が割り込んできてました。コレ一緒にもカットします。

カット後。
分かりにくいですが、一番下のウェフよりも長めにカットしてあります。

続いて下から3段目。

こちらも2段目の時と同じように、長い毛が混ざっていました。

カット後。だいぶサマになってきました。
2段目の時よりも少し長めにカットしています。

前髪は顔の一部

ヘアピンでクセが付いていたら、水を使って丁寧に梳かしておきます。一番外側の毛束で目立ち、かつ人形の顔の一部でもあるので、慎重にカットします。

ハサミを横向きに入れてカットしたり、下側の毛束よりも短く切ると大変目立ちます。

カット後。ぱっつんぽくなりました。
眉毛を透かせるため、ここから更に仕上げのカットをします。画像をよく見ると左下がりに曲がっていますが、後で整えます。

M字前髪の作り方

櫛で一番上の段の毛束を分けて…

再びヘアピン留め。

ここからすきバサミのターン。

上の写真のような格好でハサミをいれます。
顔の下側からハサミを入れると、睫毛を切ったりメイクにキズが付くことがあります。

カット後。みっともないくらい眉毛が出てますが、毛量の多いウィッグだとこのくらい切らないと眉毛を透かせません。
この後ヘアピンを外して丁寧に梳かして、斜めになった前髪を整えたり、必要であればお湯パーマをかけます。

失敗しないためのコツ

  • 一段カットするごとに必ず櫛をいれて、羽箒などで散らばった髪を顔から払う
  • 切りすぎ防止のため、こまめに櫛をいれて切り具合を見ながら少しずつカットする
  • 購入時からぼさぼさのウィッグの場合は、必ずカット前にお湯パーマで整える
  • アイホールに毛クズが入った時は、エアダスターで吹き飛ばすと良い

で、仕上がりはどうなったかというと

パンク衣装も似合いそうなワイルドな娘が一転、淡いピンクが似合うお嬢様になりました。

角度を変えて見ても…

ちゃんと眉が透けて見えてます。

大量生産で安価に販売しているウィッグは、カットが粗雑なものが少なくありません。でも簡単なお湯パーマや前髪カットだけでも、格段に可愛くなることが多いです。

ひと手間かけて、安く可愛く仕上げてみるのも私のドール趣味の楽しみのひとつです。

ショートヘアを作る記事もあります。

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