ショートヘアができるまで(2)- カット編

ショートヘアができるまで(1)からの続きです。
今回はお湯パーマ後のカットについてレポートします。

カット途中のぼさぼさウィッグや生首状態の無彩色ヘッドなどの写真が出てきます。苦手な方はご注意ください。

カット前の準備

髪がよく乾いたのを確認して、長すぎる髪をゴムの縛り跡の位置でカットします。

カット本番の前に、ドールのボディをマスキングテープでぐるぐる巻きにします。関節の隙間から細かい毛が入り込むと後始末が大変なのです。
可哀想?3M社の黄色いテープは糊残りしにくい低粘着タイプだから大丈夫だいじょうぶ。

ウィッグをメイク済みのヘッドに被せて、櫛で丁寧に梳かします。
この時、「上手く行くだろうか、失敗したらどうしよう」と毎回ドキドキします。

少しずつ切っていく

まずは耳の周りからカットします。
ここは必ず眉毛用のハサミで、刃の先端を使って耳のラインに沿って5~10本くらいずつチョビチョビと。切り過ぎるとウィッグキャップのゴムが見えてしまいます。
まずは気持ち長めにカットするのが無難です。

耳が出たら、もみあげをカットします。使うのはすきばさみでも眉用ハサミでも何でも良いと思います。毛の流れに対してハサミを縦に入れて、刃の先端で少しずつカットしていきます。
横向きにハサミを入れるとお姫様カットになっちゃうし、毛の切り口が目立ってしまいます。

続いて前髪。前髪の切り方は、過去記事「ドールウィッグの前髪カット」に詳しく書いてあります。
だんだん可愛くなってきました。

意外と難しいのが後ろ髪。メインで使うのはすきばさみで、写真のような向きでハサミを入れています。すきばさみで大まかにカットしたら、眉用はさみでザンバラになっている毛先を整えてやります。

このくらいかな?と思ったら、一旦ハサミを置いて色んな角度から眺めてみます。

後ろ髪が少し長いかも。この後すきばさみで毛先を削ぎました。

失敗しないためのコツは、ハサミの先で少しずつ少しずつ切っていくこと

カット終了しました。
弟くんのプラチナブロンドも、シルバーのウィッグと同じ工程でカットしています。

仕上げのお湯パーマ

毛先が開いてぼさぼさになっているので、もう一度お湯パーマします。

やり方はカット前のお湯パーマと一緒です。
写真ではポリスリーブを作るのが面倒になったので、帯状に折りたたんだラップで目隠しするようにヘッドに巻きつけて後頭部で縛ってみました。

お湯パーマして髪を乾かしたあと、不揃いになっている部分などをカットして出来上がりです。細かい毛を払うをの忘れずにね。

完成

弟くんの髪、正面と後ろ。

斜め前と斜め後ろ。
毛の量が物凄く多くて難儀しました。頭頂部から伸びている、一番外側の毛を指で捲りあげて、中の方に縫い付けてある毛束をすきばさみでジョリジョリ切って量を減らしています。

お兄ちゃんの髪、正面と後ろ。

斜め前と斜め後ろ。
写真でも毛が足りてないのが分かりますね…。毛を植えたりはせず、とりあえずはこのままにしておくつもりです。ハゲっぽい箇所を撫でていると不思議と心が穏やかになっています。錯覚です

多毛はともかく、ハゲが気になるようであれば手を加える前にお店に問い合わせしてみても良いかもしれません。私がそうしないのは、これがフリマで買った未使用中古の品だからです。

終わりに

今はお湯パーマしたばかりで毛並がペタンコになっていますが、日数が経つにつれて段々ふんわりしてきます。そして徐々にパーマが取れて行って、一年後にはボサボサ気味になってくるので、その時にはまたお湯パーマをかけてあげましょう。

ずっと同じウィッグを着け続けていると、二年後くらいにウィッグのゴムが緩くなり、三年後にはポロポロ取れるようになります。その時にはまた新しいウィッグを作り直してやります。

ウィッグが出来た記念写真。
ハゲハゲ言ってたらお兄ちゃんが視線を合わせてくれなくなりました。

毛の量のバラつき加減はさておき、PARABOXのトヨカロンウィッグの光沢が好きです。
晴れた日の太陽光みたいな金髪と、雪のように輝く白銀の髪。イメージ通りの色を再現できて嬉しいです。

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